日本酒好きに大人気!全国の酒蔵をめぐる列車の旅<第3弾>最終回は、<内陸編>のご案内です。内陸ルートでは、栃木の日光から、豊かな自然に恵まれた関東、東海地方の内陸部を巡り、近畿地方までをたどります。
山が多い内陸部は、日本酒造りには欠かせない「美味しい水」の宝庫。自然豊かな「名山」から湧き出る「名水」で造られたこだわりの日本酒が多くあります。
山が多いエリアでは、群馬県の「谷川岳」「赤城山」、長野県の「聖岳」「浅間嶽」など山の名前を冠した日本酒も多くあります。登山好きの方は、登った山の日本酒を飲んでみたり、お土産として購入してもいいですね。
山の幸に合わせて味わう日本酒も乙なもの。酒蔵巡りの後は、その土地ならではの居酒屋や酒処で、郷土料理と地酒を楽しんじゃいましょう。
そして最終地の京都の伏見は、日本三大酒処のひとつです。日本酒造りの歴史は古く豊臣秀吉が伏見城を築いた頃から始まりました。軟水でなめらかな特徴がある伏見の日本酒は、「黄桜」「月桂冠」などおなじみの酒蔵をはじめ24軒の蔵元があります。
また三大酒処には入っていませんが、長野県は日本で二番目に酒蔵が多く、その数は80蔵を超えています。今回ご案内の松本エリアの他、北安曇野、長野、上田、諏訪、木曽、伊那など日本酒エリアが点在していますので、もう少しゆっくり日数をかけて回るのもいいですね。
今回は内陸部を8日間で回るプランですが、日本海ルート、太平洋ルートと組み合わせたり、行きたいところをチョイスしたり、アレンジは自由自在です。
今回ももちろん”呑兵衛さん”にも安心の「鉄道を使った日本縦断」(一部バス利用区間あり)。オススメ酒蔵は公共交通機関でアクセスしやすい箇所をチョイスしています。
日本全国1300以上ある酒蔵。自分だけのお気に入りの日本酒を見つける旅へ出かけましょう♪