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トランジットついでにマドリッド観光のはずが

 いきなり話題が遥か彼方に飛躍してしまって恐縮ですが:ase:…。
 私と同じ(週刊少年)ジャンプ世代の方ならご記憶にあると思われるギャグマンガ「ついでにとんちんかん」で、主人公達が「長生きの奥義」が書かれた巻物を探しに行くという話があります。
 理不尽な試練に耐え忍んだ彼らが手にした巻物には、何と書かれていたでしょう?

 …とシュールな枕で、そこはかとなくヨーロッパ編にさらっと入ってまいります。

 南米編からヨーロッパ編で旅は一区切りかと思いきや、私の旅にとっては、ここからお送りするスペイン編、そして執筆が終わっているバーレーン編が終わってのロンドン編の前で大きな節目を迎えると思っています。
 なぜそこが節目かというのはまた後ほど…。

バーレーン編は、全編通じて最初に記述しました…お時間のあるときに、お楽しみくださいませ。
 サッカー・日本代表の激闘をお送りしております→「ラマダンとサッカーの狭間で(1)」から)。


 閑話休題。といいつつ、次の小噺へ。
 以前、このブログの中でも触れた『野口悠紀雄著 『「超」旅行法』の中で、著者が「一人旅をする上で最も重要なテクニック」と述べている項目があります。
 さて、それは何でしょう?

 などと伏線を張っておいて…。
 今回はスペインの中でどうしても見ておきたかったアルハンブラ宮殿にプライオリティを置いて、グラナダに1日滞在(それでも1日なのが悲しいですが…)。マドリッドはリマに引き続いての、トランジットついでの観光(3時間)としゃれ込むこととしました。

 空港から降り立って、まず南米とのギャップを感じさせるのが、精錬された公共交通機関でした。
 マドリッドの場合、市内を網の目のように張り巡らされた地下鉄が市民の足となっており、そして旅行者の負担を軽減してくれます。

[地下鉄の駅が空港に直結]

 この計画的な都市設計も、ペルーの空港に降り立ったあとの執拗なタクシードライバーの客寄せを思えば、雲泥の差です。

[旅行者にも分かりやすい路線図。うーん、トポロジー]

 13の路線が有機的に連結し、それぞれが分かりやすく色分けされています。

[英語メニューに変換できるので、切符の購入も難しくありません]

 …まあ、世界で一番公共交通機関が複雑な都市は、はっきりいって東京なのでして、網の目というかパラノイアを思わせる複雑な地下鉄路線図に加えて、JR、私鉄、バスもあるとなると、あのカオスな状態に比べれば、どんな都市の交通機関も可愛いものなのですが:ase:

 で、マドリードの中心部に出てみると…。

[スペイン銀行]

 別に観光名所でもない建物でも、思わずシャッターを押してしまうほど圧倒されます。

[アトーチャ駅]

 ヨーロッパの鉄道駅には、特に意匠が素晴らしいと思うものが多いのですがその評論は後ほど…。後述するように、グラナダへの移動は電車・バスではなく、飛行機を使いました。

[新しいっす]

 …というわけで、ヨーロッパ上陸とともに、大手を振って観光三昧…と行きたかったところなのですが、なんともはや、マドリードで最初に向かった場所といえば…。

[なぜか薬局]

 リマからマドリードのオーバーナイトフライトで、機材が古いとか散々文句を言いながら、すっかり熟睡してした私。

 ちょっとした豆知識を披露すると、これは飛行中の空気循環の過程で必然的に起こるもの現象として、飛行機の中は、砂漠並みに乾燥しています(なので、機内では水分を摂るように勧められるのです(アルコールは気圧が低いため、酔いが回りやすくなります))。人によっては、コンタクトレンズを装用している目が乾燥したり、喉の渇きを覚える方がいらっしゃるでしょう。

 個人的に私は喉が弱くて(というか、ひく風邪のほぼ100%が、いわゆる「のど風邪」)、日ごろから医薬品ののど飴を携帯してケアし、長時間のフライトには、マスク持参で臨むようにしています(余談ですが、アイマスク&保湿マスクをして寝ている顔は、周りからは異様に見えるのだろうなーと、恐縮しております)。

 …が、この機内では熟睡しすぎて、寝返りを打ったか何かの拍子にマスクが外れてしまい、一発で喉を痛める結果となってしまったのです。

 目覚めてすぐに異変に気付き、機内携帯手荷物を開けてみると…旅慣れ自覚の勘違いを後悔する結果となったのですが、持参していた風邪薬はスーツケースの中にあるのに気が付きました(自戒を込めて…応急処置に使うものは、機内持ち込み用の手荷物に入れておかなければなりません)。
 また、たちの悪いことに、グラナダへのフライトをコネクションフライトとして登録したために、スーツケースの受け取りはグラナダまでお預けと自ら設定していたのです。

 喉の腫れを覚えたために、CAに風邪薬を持ってきて、とお願いしても、そこはさすがの(?)イベリア航空、15分経っても一向に持ってきてくれません。
 体内のウイルスの増殖スピードを考えると、いてもたってもいられず、自らキャビンに出向いてひったくるようにして薬をもらってゲット。しかしそれもあくまで応急処置にしか過ぎないわけで、万全を期して薬局へと向かったのでありました。

[ジュースと一緒なら胃にも優しいかな、と]

 長期の一人旅をする上で、しかも今回のようにスケジュールがタイトな場合、ちょっとした病気の兆候にもすぐに対応する意識が特に必要です。
 限られた滞在期間に、それもハードに動くことで、やっと時間、旅費の投資に対する元が取れるようなプランを立てているわけですから、健康管理には一層気を使わなければなりません。そして、旅先で一人で病気になった心細さを考えると…、やはり、転ばぬ先の杖なわけでして。

 実際、このブログの中でも触れた『野口悠紀雄著 『「超」旅行法』の中で、著者は「一人旅をする上で最も重要なテクニック」として…
 「病気にならないこと」
 と述べています。

 私のような凡人には、それってどうすればいいのでしょう?と聞きたくなりますが:ase:、まあ、普段より、徹底した健康管理を、そして予兆にはすばやく対処、がセオリーとなるのでしょう。

[こんな優雅な路上カフェで飲む風邪薬の味は…]

 なお、冒頭でお話した「ついでにとんちんかん」で出てくる「長生きの奥義」とは…。
 「死ななければよい」
 だったのでした。

 お後がよろしいようで。

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Comments:2

中南米 2009-02-24 (Tue) 23:51

いつも楽しく読ませていただいております。
 たいしたことではありませんが、漢字の使い方で気になったので
報告しておきます。
下記の文章中に2箇所ほどありました。

ちょっとした豆知識を疲労すると、これは飛行中の空気循環の過程で必然的に起こるもの現象として、飛行機の中の湿度は、砂漠並みに乾燥しています(なので、機内では水分を摂るように勧められるのです(アルコールは気圧が低いため、良いが回りやすくなります))。人によっては、コンタクトレンズの場合に眼が乾燥したり、喉の渇きを覚える方がいらっしゃるでしょう。

疲労・・・披露
良い・・・酔い

yappy 2009-02-26 (Thu) 03:23

いつもご来訪いただきありがとうございます。そしてご指摘の点…誠に汗顔の至り、全く気付いておりませんでした(本文は修正してます)。
恐らく執筆時に、疲労はたまっていたのだと思いますが、アルコールは嗜まないので、酔っていたわけではありません。
今後、書き飛ばしに留意いたします。
このブログ、冷静に見ればエントリーごとに記述の統一がなされていない点も多々あると思いますが(例えば「私達」・「私たち」)何とぞご容赦のほどを。
今後とも、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

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