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世界一周旅行・・・現在、"その後"
簡単な生存報告と再開エントリーへのまくらエントリー
- 2010-06-06 (Sun)
- その後
- オーストリア【その他】
いや〜本格的にサボりました。
それも力一杯。
前回のエントリーから、9ヶ月ほど放置していましたが…私・やっぴいは
ぬくぬくと生きております。
去年の春頃から、物流改革系のプロジェクトを2つ担当することになり、その片方が韓国の案件だったため、30%程度の日々は韓国に滞在しておりました。
…というのが、ブログ放置の一因だったわけですが、ではブログを更新する暇が完全になかったかといえばそうでもなく…。
こういう趣味は習慣化しないと長続きしないわけで、一旦緊張の糸が切れてしまうと、今まではちょっとした時間に書き溜めるなどの工夫をしていたものの、そんなスキマ時間の過ごし方自体が変わってしまい、強制的なタスクでないのを言い訳に何もアクションを取らなくなって…という悪循環に苛まれておりました。
正式な内示上では今年の4月から、実質的には5月の中旬ぐらいから別の案件に携わるようになり、今回は日本をしばらく担当するということで、これからブログを更新する外部環境が整いました。
…ということで、ぼちぼちブログ更新を試みようと思っております。リハビリ期間中につき、更新頻度については大目に見てやっていただければ、と思います。
そういえば、世界一周期間中にバーレーンに立ち寄って、W杯アジア最終予選を争う日本代表を応援していたんですよねー。
それが、もう来週本戦の開幕です。光陰矢のごとし。
でも闘莉王のオウンゴール癖は相変わらず(バーレーン戦では冷や汗かきました…)。
はてさて、どうなることやら…。
閑話休題。
途中インドの皆既日食などの特別編エントリーを挟んで読みづらくなっていますが、前回までにグラナダを旅立ち、マドリードに戻る直前までお話しました。
この後、世界一周旅程上最も不機嫌になる出来事がありまして、でもって、それを書くのもあまり気乗りしなかったこともあって、更新がズルズル遅れていたというのもあって…と、また言い訳になるので話を戻すと…。
この出来事は宿泊にまつわる話なのですが、その前の「マクラ」をお話しておきたいと思います。
本ブログへのコメントの中で、どうやって宿泊先を決めているのか、との質問を頂戴していましたが、その回答を込めて、そしてその失敗例を書き残すことで、将来の私、そして本ブログをご覧になる方々も、同じ轍を踏まないようにしていただければ…と。
以前このブログでも紹介した野口悠紀雄著 『「超」旅行法』では、一章をかけて「旅の印象はホテルで決まる」と力説しています。
若い頃、ひいては旅慣れていなかった頃は、宿では安心して寝られて、シャワーさえ浴びれればよい(あわよくば湯船所望)程度にしか考えていませんでしたが、その発想は最近随分と変わってきました。
そのターニングポイントの一つとなったのが、オーストリア、ハルシュタットでの滞在です。
この町は世界遺産にも選ばれている美しい湖畔の町です。名前に聞き覚えがなくても、よく旅行ガイドやパンフレットに使われているこの景色はご覧になった方も多いのではないでしょうか?

[素人が適当にシャッターを押しても絵葉書のような一葉が]
鏡のような湖の美しい青、その湖に寄り添うように切り立つ山々の緑が織りなす風景が印象的です。加えて、古くは紀元前から使用されていたという塩抗では、観光客に意外なエンターテイメントが提供されたりと、予想を上回る満足度の高い場所となったのですが、それ以上にこの町の滞在を良い思い出としてくれたのが、こちら。

[部屋数わずか5室の小さなペンション]
ペンション・ハルベルク という小さな宿です。
この宿はご夫婦で経営されていて、1階部分はアンティークを扱うお店となっています。それだけあって、部屋の内装は温かみのある家具や品々で統一されていました。
[日差しが柔らかく感じます]

[山側を眺める窓はこんな感じ]
…そして窓からの湖の眺めは…

[窓を全開にしたとき、何故か笑いがこみ上げてきました]
と、宿として抜群の「箱」を有しているのはこれらの写真で十分にご理解いただけるかと。

[廊下にセルフリフレッシュコーナーも完備]

[バイキング形式ではないものの、素朴な朝食も癒されます]
…とはいえ、これだけでは私の印象に強く残るような宿にはなりません。
この宿が私にとって特別ならしめているのは、前述した経営するご夫婦の人柄だったのです。

[鼻歌混じりに朝食準備中の後ろ姿を]
この宿の予約は電子メールで行ったのですが、その時からの丁寧なやりとり(オーストリアはドイツ語圏ですが、奥さんは英語も仏語もOKです)にまず安心。
宿に着いてからは、部屋の鍵を受け取る際に、部屋の設備についてくまなくオリエンテーションを受け、塩抗観光や夕食のオススメなど懇切なアドバイスをいただいたことで、ハルシュタットの滞在全般が快適なものとなったのでした。
実際のところ、宿のリピート率を左右する大きな要因は、宿のスタッフのホスピタリティによると思います。
例え多少部屋が狭くても、シャワーが水しか出なくても、朝食の品数が淡白でも、それ自体が宿の印象を大きく損なうことはあまりありません。そうした設備の充実度は、一般的に費用対効果に反映されていて、ある程度の心の準備ができているからだ、とも言えますが。
しかし、スタッフのホスピタリティは、単純に一泊あたりの価格だけでは判断できません。
私が海外で宿を予約する際、ハズレを引かないための方法論が最近確立されつつありますが、それについて触れながら、私がマドリードで犯したミスについてもお話していきたいと思います。
それも力一杯。
前回のエントリーから、9ヶ月ほど放置していましたが…私・やっぴいは
ぬくぬくと生きております。
去年の春頃から、物流改革系のプロジェクトを2つ担当することになり、その片方が韓国の案件だったため、30%程度の日々は韓国に滞在しておりました。
…というのが、ブログ放置の一因だったわけですが、ではブログを更新する暇が完全になかったかといえばそうでもなく…。
こういう趣味は習慣化しないと長続きしないわけで、一旦緊張の糸が切れてしまうと、今まではちょっとした時間に書き溜めるなどの工夫をしていたものの、そんなスキマ時間の過ごし方自体が変わってしまい、強制的なタスクでないのを言い訳に何もアクションを取らなくなって…という悪循環に苛まれておりました。
正式な内示上では今年の4月から、実質的には5月の中旬ぐらいから別の案件に携わるようになり、今回は日本をしばらく担当するということで、これからブログを更新する外部環境が整いました。
…ということで、ぼちぼちブログ更新を試みようと思っております。リハビリ期間中につき、更新頻度については大目に見てやっていただければ、と思います。
そういえば、世界一周期間中にバーレーンに立ち寄って、W杯アジア最終予選を争う日本代表を応援していたんですよねー。
それが、もう来週本戦の開幕です。光陰矢のごとし。
でも闘莉王のオウンゴール癖は相変わらず(バーレーン戦では冷や汗かきました…)。
はてさて、どうなることやら…。
閑話休題。
途中インドの皆既日食などの特別編エントリーを挟んで読みづらくなっていますが、前回までにグラナダを旅立ち、マドリードに戻る直前までお話しました。
この後、世界一周旅程上最も不機嫌になる出来事がありまして、でもって、それを書くのもあまり気乗りしなかったこともあって、更新がズルズル遅れていたというのもあって…と、また言い訳になるので話を戻すと…。
この出来事は宿泊にまつわる話なのですが、その前の「マクラ」をお話しておきたいと思います。
本ブログへのコメントの中で、どうやって宿泊先を決めているのか、との質問を頂戴していましたが、その回答を込めて、そしてその失敗例を書き残すことで、将来の私、そして本ブログをご覧になる方々も、同じ轍を踏まないようにしていただければ…と。
以前このブログでも紹介した野口悠紀雄著 『「超」旅行法』では、一章をかけて「旅の印象はホテルで決まる」と力説しています。
若い頃、ひいては旅慣れていなかった頃は、宿では安心して寝られて、シャワーさえ浴びれればよい(あわよくば湯船所望)程度にしか考えていませんでしたが、その発想は最近随分と変わってきました。
そのターニングポイントの一つとなったのが、オーストリア、ハルシュタットでの滞在です。
この町は世界遺産にも選ばれている美しい湖畔の町です。名前に聞き覚えがなくても、よく旅行ガイドやパンフレットに使われているこの景色はご覧になった方も多いのではないでしょうか?

[素人が適当にシャッターを押しても絵葉書のような一葉が]
鏡のような湖の美しい青、その湖に寄り添うように切り立つ山々の緑が織りなす風景が印象的です。加えて、古くは紀元前から使用されていたという塩抗では、観光客に意外なエンターテイメントが提供されたりと、予想を上回る満足度の高い場所となったのですが、それ以上にこの町の滞在を良い思い出としてくれたのが、こちら。

[部屋数わずか5室の小さなペンション]
ペンション・ハルベルク という小さな宿です。
この宿はご夫婦で経営されていて、1階部分はアンティークを扱うお店となっています。それだけあって、部屋の内装は温かみのある家具や品々で統一されていました。

[日差しが柔らかく感じます]

[山側を眺める窓はこんな感じ]
…そして窓からの湖の眺めは…

[窓を全開にしたとき、何故か笑いがこみ上げてきました]
と、宿として抜群の「箱」を有しているのはこれらの写真で十分にご理解いただけるかと。

[廊下にセルフリフレッシュコーナーも完備]

[バイキング形式ではないものの、素朴な朝食も癒されます]
…とはいえ、これだけでは私の印象に強く残るような宿にはなりません。
この宿が私にとって特別ならしめているのは、前述した経営するご夫婦の人柄だったのです。

[鼻歌混じりに朝食準備中の後ろ姿を]
この宿の予約は電子メールで行ったのですが、その時からの丁寧なやりとり(オーストリアはドイツ語圏ですが、奥さんは英語も仏語もOKです)にまず安心。
宿に着いてからは、部屋の鍵を受け取る際に、部屋の設備についてくまなくオリエンテーションを受け、塩抗観光や夕食のオススメなど懇切なアドバイスをいただいたことで、ハルシュタットの滞在全般が快適なものとなったのでした。
実際のところ、宿のリピート率を左右する大きな要因は、宿のスタッフのホスピタリティによると思います。
例え多少部屋が狭くても、シャワーが水しか出なくても、朝食の品数が淡白でも、それ自体が宿の印象を大きく損なうことはあまりありません。そうした設備の充実度は、一般的に費用対効果に反映されていて、ある程度の心の準備ができているからだ、とも言えますが。
しかし、スタッフのホスピタリティは、単純に一泊あたりの価格だけでは判断できません。
私が海外で宿を予約する際、ハズレを引かないための方法論が最近確立されつつありますが、それについて触れながら、私がマドリードで犯したミスについてもお話していきたいと思います。
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ブログ村をご覧の皆様、お別れの時がやってまいりました(1)
- 2009-06-01 (Mon)
- その後
…とここまでグラナダまでの旅路を長々とお話してきましたが、前述したように、ここで本ブログの更新ポリシーを変更したいと思います。
この後、マドリードで一泊し(しかし、この宿については痛烈な批判をしなければなりません。そして某アップルワールドというサイトについても考察を…。ところで、このサイト、旅ブログを綴るブロガーについて、かなり安易に考えている節があり、そして驚くまでに見事な失敗企画を立てていたりするのを見かけたので、若干の世直しになるか、と苦言を呈する必要もありそうです)、サッカー日本代表、2010年W杯最終予選の緒戦を観戦するため、ロンドン経由でバーレーンに向かったのでした(…そのエントリーがこちらです。バーレーン編は、全旅程の中で一番最初に執筆しました)。
バーレーンで弾丸観戦を果たし、急遽ロンドン帰りを果たした後、イタリアに飛び、ヴェネティア・フィレンツェ・ミラノを回って、私の旅程「第一部」は完結することとなります。
この「第一部」後半は、前半の旅と大きく異なる点があります。それは…
旅仲間が合流
というポイントでして、前半のような無謀な計画の下での行動が見られなくなります。
そして、その旅仲間というのは、私よりも…
10歳年下、現役女子大生
というのが、この一連のブログをご覧になっていた皆様にとっては、衝撃の事実と思われます。
なんで、そんなアホ社会人と女子大生が一緒にヨーロッパを旅行できるんだ、と妬みの声(もしかしたら、やっぴいファンというレアな女性の悲鳴も…期待しつつ)、が皆さんのスクリーン越しに聞こえてきそうな感じもいたします。
が、世の中それほど甘くはありません。
以下のカットはロンドン・ヒースロー空港で合流した光景です。
[ヒースロー空港で合流…一人旅の終了です]
いやー、この女子大生が、
私から見て、二親等でなければ
もうちょっと心ときめく旅になったのにな、と思う次第です。
…はい、合流したのは愚妹…もとい、妹君でございました。
というわけで、これからの旅は、自分の興味の沸くところがあれば、そこにじっくり固執して…という旅ではなく、むしろゆったりとヨーロッパの観光名所を物見遊山に巡る旅、となりました。
そして、この彼女は旅先で様々なハプニングに巻き込まれ、少しは成長を遂げていくのですが…まあ、どこまでブログで公開して書くかは、おいおい考えていきたいと思います。
さて、本エントリーのタイトルに戻って…。
本サイトにお訪ねの中で、お気付きになられている方もいらっしゃるかと思いますが、先週末からサイト上部に設置させていただいた「世界一周」というブログランキングサイトのリンクを撤去させていただきました。このブログランキングサイトの順位は、直近一週間の「世界一周」アイコンのクリック数で決定するので、もう数日のうちに、本サイトはランキング上位圏外から外れることになります(厳密には、6/5をもって、ランキングサイトから退会する予定です)。
元々、このブログは、グラナダの後に移動した、前述のマドリードのホテルで産声を上げました。
…その最初のエントリーがこちらです。日付は9/5。まさに、翌日のバーレーン戦(現地時間 9/6)に飛び立つ前日のことでした…というわけで、この場面で、私の視点から見ればブログの記述時刻と記述内容がメビウスの輪のようにリンクするわけです。
その後、本格的な執筆は帰国後の9月下旬から。
最初は、世界一周堂さんのサイトの片隅で、ひっそりとただ自己満足のために執筆を続けてきました。
この最初のエントリーで、私はこう綴りました。
大変恐縮ですが、究極的にはこのブログで想定している唯一の読者は数年後の私自身です。将来の自分への備忘録とでもいいましょうか。ただ、今回の経験を公開することで、同じように世界一周に旅立とうとされる方の参考になるのではないかと思い、ブログをオープンさせていただこうと思い立ちました。
この将来の自分に向けての旅の記録、これを皆さんのお力を借りながら紡いでいく、これがブログを公開する目的だったのです。
…ところが(ここから先、特定のブロガーの個人攻撃とならないように、丁寧に書き進めて行きたいのですが)、ふとした際に、他の方の世界一周関連のブログを見ていると、「違和感」を覚えるサイトを見かけるようになりました。
それは、自分の世界一周に関する本の出版が決まっている、というサイトを含めて、どうもブログという媒体を通じて世界一周の旅を表現することそのものが目的となっているブログでした(注:特定のブログを指しているわけではありません)。
…この一節は、思い切って書きますが、それらのブログのほとんどは私には面白くない、と映ったのでした。もっと突き詰めていえば、そんな動機で文筆業に就いていない人物が紡いだテキストに、本当に商業価値があるのだろうか?と。
旅をする人が、どのようなブログを書かれるのも自由ですし、私の趣向と合わないと思えば、それらを今後閲覧しなければ良いだけのことです。というわけで、それ以外のサイトを主に拝見させていただいていたのですが…ふと、ここでちょっとした疑問が沸いてきたのです。
本ブログは客観的に見て面白いのだろうか
ひいては
本ブログはどの程度の評価を受けるのだろうか
と。
こうしたわけで、2008年10月中旬過ぎ、ブログ執筆開始から一月ほど経ってから、ブログランキングに参加したのでした。
実は、このふとした疑問が、ブログランキングへの参加、という当初は想定していなかったアクションへと繋がったのでした。
ここで私が触れた「違和感」については、私が世界一周のルートにマチュピチュを含め、そして元々ブログを綴ろうと思った「反面教師」となった著書があったことに、あえて触れたいと思います(…一方的な批判とならないように建設的に記述しようと自戒しながら)。
次のエントリーが、ブログ村さんにお世話になっている間の、最後のエントリーになると思います。
もし、本ブログがお気に召された方は、本サイトのトップページあるいは世界一周堂さんのサイトをブックマークしていただき、『セカイチブログ』にアクセスください。
…ブログ村から失礼しても、このブログの更新はまだ続けていく予定ですので。
この後、マドリードで一泊し(しかし、この宿については痛烈な批判をしなければなりません。そして某アップルワールドというサイトについても考察を…。ところで、このサイト、旅ブログを綴るブロガーについて、かなり安易に考えている節があり、そして驚くまでに見事な失敗企画を立てていたりするのを見かけたので、若干の世直しになるか、と苦言を呈する必要もありそうです)、サッカー日本代表、2010年W杯最終予選の緒戦を観戦するため、ロンドン経由でバーレーンに向かったのでした(…そのエントリーがこちらです。バーレーン編は、全旅程の中で一番最初に執筆しました)。
バーレーンで弾丸観戦を果たし、急遽ロンドン帰りを果たした後、イタリアに飛び、ヴェネティア・フィレンツェ・ミラノを回って、私の旅程「第一部」は完結することとなります。
この「第一部」後半は、前半の旅と大きく異なる点があります。それは…
旅仲間が合流
というポイントでして、前半のような無謀な計画の下での行動が見られなくなります。
そして、その旅仲間というのは、私よりも…
10歳年下、現役女子大生
というのが、この一連のブログをご覧になっていた皆様にとっては、衝撃の事実と思われます。
なんで、そんなアホ社会人と女子大生が一緒にヨーロッパを旅行できるんだ、と妬みの声(もしかしたら、やっぴいファンというレアな女性の悲鳴も…期待しつつ)、が皆さんのスクリーン越しに聞こえてきそうな感じもいたします。
が、世の中それほど甘くはありません。
以下のカットはロンドン・ヒースロー空港で合流した光景です。

[ヒースロー空港で合流…一人旅の終了です]
いやー、この女子大生が、
私から見て、二親等でなければ
もうちょっと心ときめく旅になったのにな、と思う次第です。
…はい、合流したのは愚妹…もとい、妹君でございました。
というわけで、これからの旅は、自分の興味の沸くところがあれば、そこにじっくり固執して…という旅ではなく、むしろゆったりとヨーロッパの観光名所を物見遊山に巡る旅、となりました。
そして、この彼女は旅先で様々なハプニングに巻き込まれ、少しは成長を遂げていくのですが…まあ、どこまでブログで公開して書くかは、おいおい考えていきたいと思います。
さて、本エントリーのタイトルに戻って…。
本サイトにお訪ねの中で、お気付きになられている方もいらっしゃるかと思いますが、先週末からサイト上部に設置させていただいた「世界一周」というブログランキングサイトのリンクを撤去させていただきました。このブログランキングサイトの順位は、直近一週間の「世界一周」アイコンのクリック数で決定するので、もう数日のうちに、本サイトはランキング上位圏外から外れることになります(厳密には、6/5をもって、ランキングサイトから退会する予定です)。
元々、このブログは、グラナダの後に移動した、前述のマドリードのホテルで産声を上げました。
…その最初のエントリーがこちらです。日付は9/5。まさに、翌日のバーレーン戦(現地時間 9/6)に飛び立つ前日のことでした…というわけで、この場面で、私の視点から見ればブログの記述時刻と記述内容がメビウスの輪のようにリンクするわけです。
その後、本格的な執筆は帰国後の9月下旬から。
最初は、世界一周堂さんのサイトの片隅で、ひっそりとただ自己満足のために執筆を続けてきました。
この最初のエントリーで、私はこう綴りました。
大変恐縮ですが、究極的にはこのブログで想定している唯一の読者は数年後の私自身です。将来の自分への備忘録とでもいいましょうか。ただ、今回の経験を公開することで、同じように世界一周に旅立とうとされる方の参考になるのではないかと思い、ブログをオープンさせていただこうと思い立ちました。
この将来の自分に向けての旅の記録、これを皆さんのお力を借りながら紡いでいく、これがブログを公開する目的だったのです。
…ところが(ここから先、特定のブロガーの個人攻撃とならないように、丁寧に書き進めて行きたいのですが)、ふとした際に、他の方の世界一周関連のブログを見ていると、「違和感」を覚えるサイトを見かけるようになりました。
それは、自分の世界一周に関する本の出版が決まっている、というサイトを含めて、どうもブログという媒体を通じて世界一周の旅を表現することそのものが目的となっているブログでした(注:特定のブログを指しているわけではありません)。
…この一節は、思い切って書きますが、それらのブログのほとんどは私には面白くない、と映ったのでした。もっと突き詰めていえば、そんな動機で文筆業に就いていない人物が紡いだテキストに、本当に商業価値があるのだろうか?と。
旅をする人が、どのようなブログを書かれるのも自由ですし、私の趣向と合わないと思えば、それらを今後閲覧しなければ良いだけのことです。というわけで、それ以外のサイトを主に拝見させていただいていたのですが…ふと、ここでちょっとした疑問が沸いてきたのです。
本ブログは客観的に見て面白いのだろうか
ひいては
本ブログはどの程度の評価を受けるのだろうか
と。
こうしたわけで、2008年10月中旬過ぎ、ブログ執筆開始から一月ほど経ってから、ブログランキングに参加したのでした。
実は、このふとした疑問が、ブログランキングへの参加、という当初は想定していなかったアクションへと繋がったのでした。
ここで私が触れた「違和感」については、私が世界一周のルートにマチュピチュを含め、そして元々ブログを綴ろうと思った「反面教師」となった著書があったことに、あえて触れたいと思います(…一方的な批判とならないように建設的に記述しようと自戒しながら)。
次のエントリーが、ブログ村さんにお世話になっている間の、最後のエントリーになると思います。
もし、本ブログがお気に召された方は、本サイトのトップページあるいは世界一周堂さんのサイトをブックマークしていただき、『セカイチブログ』にアクセスください。
…ブログ村から失礼しても、このブログの更新はまだ続けていく予定ですので。
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[番外編] 旅先におけるデジカメ活用法(5 - 完)
- 2009-05-16 (Sat)
- その後
デジカメネタで引っ張ってきた「番外編」ですが、もう少し自宅PCの修理に時間がかかりそうで、また別の話題で「番外編」を続けていきそうな昨今です…。
とはいえ、5エントリーぐらいが、きりのいいところだと思いますので、デジカメが旅人に及ぼす影響についての展望を記して、この項を結びたいと思います。
旅先におけるデジカメ活用法(2)で、デジカメで撮影されたファイルには時間属性が自動的に付加される、というメリットについて触れました。
注:初心者仕様の一部デジカメでは、パソコンとの接続後、特定のフォルダ(例えば「マイピクチャ」など)に自動的に画像データを吸い上げる設計のものがあるそうです。その際、この処理した時刻のタイムスタンプが付与されるという、ナンセンスなモデルがあるようですので注意が必要です。
が、その一方で、最近のモデルには撮影した位置情報まで付与されるというものまであります。カメラ本体にGPSレシーバーが内蔵されており、ジオタグ(位置情報タグ)が各ファイルに記録されるのです。
工学的には、GPSレシーバーの小型化、高性能化にも隔世の感を覚えます。最近では携帯電話で現在位置をリアルタイムで確認しながら街を歩ける、なんてことまで実現しているわけですから。
GPSで記録された、地球上の座標、つまりは緯度と経度(個人的には高度の正確性には懐疑的です…例えば、カーナビの精度などからの推測ですが)を有しているため、場所と時間属性が撮影時に記録されるという、至れり尽くせりの機能を有していることになります。
…特に世界一周旅行においては、経度を360度渡り歩くわけですから、ジオタグ情報は、そのダイナミクスを満喫できる格好のツールとなること、請け合いです。
この技術は、もはや特別なものとはなっていません。
広い普及に至るかは、ユーザーのリテラシー、そしてこの機能の価値が見出されるようになるか、に懸かっているのです。
…そもそも、なぜ旅人は写真を撮るのでしょうか?
「旅の記念」は、なぜ残さないといけないのでしょうか?
根本的な問いかけかもしれませんが、案外、無自覚に見過ごしているかもしれないわけで、改めて問い直してみたいと思います。
私の持論で言えば、旅の記録は
旅が終わってから楽しむ回想の補助
のため、という一点に収斂されます。
以前、このブログで取り上げた野口悠紀雄著 『「超」旅行法』 よろしく言えば、旅には、計画・実行・回想の3つの段階があります。
実は「実行」は体力は要るし、予定した飛行機や列車に乗り遅れないように気を使い、トラブルに巻き込まれる可能性を意識したり、と何かと緊張を強いられる、苦しい側面を孕んでいます。
それでもこの苦行を乗り越えるのは、極言すれば「回想」段階で「実行」を振り返り、いつでも旅を楽しめる報酬が待っているのを確信しているからです。
…そして、本ブログの執筆を通じて、「旅の記録の公開」は「回想」の究極的な実践で、ブログでの公開を意識しながら旅をすると、「実行」段階でのアクションに一層の積極性が生まれるのだ、との気付きがあったのですが、またそれは別の機会に…。
この「回想」を手助けしてくれるのは、ガイドブックだったり、現地を取り上げた映像作品、ひいては各種webサイトだったりするのですが、やはり自分視点での記録である「デジカメ」のデータに勝るツールはありません。
旅先で押したシャッターの数だけ、記録の密度は濃厚になります。データ量の制限から開放してくれた、デジカメの恩恵に与りながら、「実行」段階では、積極的に記録に勤しむよう、今回の旅は意識しました。
新たな問題といえば、膨大な記録をどう「回想」段階で活かすのか、という贅沢な命題ですが、これにもブレイクスルーが生まれています。
以前から海外(なぜかシンガポールや、半導体産業の興隆著しい韓国では特に)で見かけていた(そして日本で使うには、電圧・コンセントプラグの形状が異なることを考えて、買えなかった)、
デジタルフォトフレーム
が、日本の電気量販店でも多く見られるようになってきました。
[書斎アクセサリに欠かせない時代がやってきつつあります]
カメラ市場における主役がデジタルカメラに移った今、撮った写真の楽しみ方にもパラダイムシフトが起こってしかるべきです。
この「デジタルフォトフレーム」、日本語の商品名をつけるとすれば「電子写真立て」とでも訳されるのでしょうが、そんな単純なものではありません。
写真を数十秒単位(時間はユーザーによって指定できます)で入れ替えて自動スライドショーできる、というだけで従来の「写真立て」と決定的に機能が異なるわけですが、写真の代わりに時計を表示させたり、音楽も動画の再生も可能、というわけで、単純にフィルムカメラ時代の「写真立て」の後継とは言えないほど、複数の機能を携えたツールなのです。
過去の旅も振り返って、自分なりの「ベストショット」をセレクションし、お気に入りの楽曲をBGMにして、旅を振り返るのにうってつけのツールと言えます。
ちなみに、私の部署では異動や退職された方のために、各自が作成した写真とメッセージを添えたパワーポイントスライドを作成して収集し、それらデータをインポートしたデジタルフォトフレームを贈るのが、ちょっとした定番のプレゼントとなりつつあります。
このように、デジタルの分野における旅の「回想」のツールは目覚しい進化を遂げています。
例えばGoogle Earthでは、該当の箇所で、世界の人々が撮影した写真がポスティングできるようになっています。
先のジオタグ(位置情報タグ)についていえば、これにより、より簡単に自分のデータも「電子上地球儀」にインポートできる、強力なデータとなってくれるでしょう。
ジオタグ対応のフォトストレージサイトにアクセスすることで、旅の回想の補助だけでなく、事前の計画時にも周辺の情報を詳細に手に入れられる、という活用法も考えられます。
世界一周チケットが、旅の「実行」段階における地球の大きさを小さくしたのなら、デジカメは「回想」段階における地球の大きさを小さくする架け橋となるツールです。
そんな、この秘められたポテンシャルを痛感した、今回の世界一周の旅なのでした。
とはいえ、5エントリーぐらいが、きりのいいところだと思いますので、デジカメが旅人に及ぼす影響についての展望を記して、この項を結びたいと思います。
旅先におけるデジカメ活用法(2)で、デジカメで撮影されたファイルには時間属性が自動的に付加される、というメリットについて触れました。
注:初心者仕様の一部デジカメでは、パソコンとの接続後、特定のフォルダ(例えば「マイピクチャ」など)に自動的に画像データを吸い上げる設計のものがあるそうです。その際、この処理した時刻のタイムスタンプが付与されるという、ナンセンスなモデルがあるようですので注意が必要です。
が、その一方で、最近のモデルには撮影した位置情報まで付与されるというものまであります。カメラ本体にGPSレシーバーが内蔵されており、ジオタグ(位置情報タグ)が各ファイルに記録されるのです。
工学的には、GPSレシーバーの小型化、高性能化にも隔世の感を覚えます。最近では携帯電話で現在位置をリアルタイムで確認しながら街を歩ける、なんてことまで実現しているわけですから。
GPSで記録された、地球上の座標、つまりは緯度と経度(個人的には高度の正確性には懐疑的です…例えば、カーナビの精度などからの推測ですが)を有しているため、場所と時間属性が撮影時に記録されるという、至れり尽くせりの機能を有していることになります。
…特に世界一周旅行においては、経度を360度渡り歩くわけですから、ジオタグ情報は、そのダイナミクスを満喫できる格好のツールとなること、請け合いです。
この技術は、もはや特別なものとはなっていません。
広い普及に至るかは、ユーザーのリテラシー、そしてこの機能の価値が見出されるようになるか、に懸かっているのです。
…そもそも、なぜ旅人は写真を撮るのでしょうか?
「旅の記念」は、なぜ残さないといけないのでしょうか?
根本的な問いかけかもしれませんが、案外、無自覚に見過ごしているかもしれないわけで、改めて問い直してみたいと思います。
私の持論で言えば、旅の記録は
旅が終わってから楽しむ回想の補助
のため、という一点に収斂されます。
以前、このブログで取り上げた野口悠紀雄著 『「超」旅行法』 よろしく言えば、旅には、計画・実行・回想の3つの段階があります。
実は「実行」は体力は要るし、予定した飛行機や列車に乗り遅れないように気を使い、トラブルに巻き込まれる可能性を意識したり、と何かと緊張を強いられる、苦しい側面を孕んでいます。
それでもこの苦行を乗り越えるのは、極言すれば「回想」段階で「実行」を振り返り、いつでも旅を楽しめる報酬が待っているのを確信しているからです。
…そして、本ブログの執筆を通じて、「旅の記録の公開」は「回想」の究極的な実践で、ブログでの公開を意識しながら旅をすると、「実行」段階でのアクションに一層の積極性が生まれるのだ、との気付きがあったのですが、またそれは別の機会に…。
この「回想」を手助けしてくれるのは、ガイドブックだったり、現地を取り上げた映像作品、ひいては各種webサイトだったりするのですが、やはり自分視点での記録である「デジカメ」のデータに勝るツールはありません。
旅先で押したシャッターの数だけ、記録の密度は濃厚になります。データ量の制限から開放してくれた、デジカメの恩恵に与りながら、「実行」段階では、積極的に記録に勤しむよう、今回の旅は意識しました。
新たな問題といえば、膨大な記録をどう「回想」段階で活かすのか、という贅沢な命題ですが、これにもブレイクスルーが生まれています。
以前から海外(なぜかシンガポールや、半導体産業の興隆著しい韓国では特に)で見かけていた(そして日本で使うには、電圧・コンセントプラグの形状が異なることを考えて、買えなかった)、
デジタルフォトフレーム
が、日本の電気量販店でも多く見られるようになってきました。

[書斎アクセサリに欠かせない時代がやってきつつあります]
カメラ市場における主役がデジタルカメラに移った今、撮った写真の楽しみ方にもパラダイムシフトが起こってしかるべきです。
この「デジタルフォトフレーム」、日本語の商品名をつけるとすれば「電子写真立て」とでも訳されるのでしょうが、そんな単純なものではありません。
写真を数十秒単位(時間はユーザーによって指定できます)で入れ替えて自動スライドショーできる、というだけで従来の「写真立て」と決定的に機能が異なるわけですが、写真の代わりに時計を表示させたり、音楽も動画の再生も可能、というわけで、単純にフィルムカメラ時代の「写真立て」の後継とは言えないほど、複数の機能を携えたツールなのです。
過去の旅も振り返って、自分なりの「ベストショット」をセレクションし、お気に入りの楽曲をBGMにして、旅を振り返るのにうってつけのツールと言えます。
ちなみに、私の部署では異動や退職された方のために、各自が作成した写真とメッセージを添えたパワーポイントスライドを作成して収集し、それらデータをインポートしたデジタルフォトフレームを贈るのが、ちょっとした定番のプレゼントとなりつつあります。
このように、デジタルの分野における旅の「回想」のツールは目覚しい進化を遂げています。
例えばGoogle Earthでは、該当の箇所で、世界の人々が撮影した写真がポスティングできるようになっています。
先のジオタグ(位置情報タグ)についていえば、これにより、より簡単に自分のデータも「電子上地球儀」にインポートできる、強力なデータとなってくれるでしょう。
ジオタグ対応のフォトストレージサイトにアクセスすることで、旅の回想の補助だけでなく、事前の計画時にも周辺の情報を詳細に手に入れられる、という活用法も考えられます。
世界一周チケットが、旅の「実行」段階における地球の大きさを小さくしたのなら、デジカメは「回想」段階における地球の大きさを小さくする架け橋となるツールです。
そんな、この秘められたポテンシャルを痛感した、今回の世界一周の旅なのでした。
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[番外編] 旅先におけるデジカメ活用法(4)
- 2009-05-12 (Tue)
- その後
昨今のデジカメで撮影できる動画クオリティーの向上には驚かされます。
まだ解像度は高くないとはいえ(2009年春現在、640x480解像度の動画を毎秒30コマで撮影、というのが、多くの機種に搭載されている標準スペックのようです)、旅の記録として、名跡における立体的な位置関係の把握を容易にし、スケール感を回想するには、動画は静止画に比べて一日の長があるといえます。
一人旅では難しいですが、旅仲間がいれば、名跡を目にした際の互いの歓声や表情を記録したり、旅先で口にしたコメントを保存できるメリットも、見逃せないポイントです。
今後、技術革新によって解像度がより精細になれば、静止画に代わって「旅の記録」の主流が動画になる、という将来性すら窺わせます(実際、静止画で保存可能な解像度は一般的なモニターで表示できるそれを上回っており、プリントアウトせずにPC上で撮影されたデータを楽しむというユーザーにとっては、技術的な飽和が起こっています)。
今でも、ハンディカム等で動画を記録したい衝動に駆られることがあります。
…記録デバイスは、その場ですばやく取り出せる手軽なものが良い、という実践心理が働いて、私はまだその域には達していないのですが。
さて、本編ではすでにこの音声記録を活かしたデジカメ活用法を紹介しました。それは、ガイドの説明をバックにその対象を撮影するというテクニックです。
[ガイドのコメントごと撮影、というのは、今回身につけたノウハウ]
これを応用すると、こんなことも可能です。
少人数を対象にしたガイド案内が難しい場所では、こんなアイテムを借りられる場合があります。
[観光スポットで借りられるオーディオガイドを使って…]
このテクニックは、ちょっとやりすぎ感があるのですが、ガイドをデジカメのマイク部分に接近させて再生しながら撮ると、こんな動画を記録できます。
…アルハンブラ宮殿のとある場所にて。
[まあ母国語でないと、ちょっと理解が大変ですが]
それを大英博物館の最も有名な展示物の一つ、ロゼッタストーンの前で行うと、こんな感じに。
[母国語だとやはり理解が進みます]
…うーん、やはりこれは
ブログで公開するにはやりすぎ
感が満開なので、今後はオーディオガイド付き動画の公開は自粛していきますが、このテクニックは、個人で鑑賞する限りにおいては大いに有効だと思います。
…実際は、撮影の間、記録に意識を取られ本物を鑑賞する集中力が削がれる、というデメリットもありますので運用はほどほどに。
これは、次のエントリーで触れる「なぜ旅を記録するのか?」という本質的な問いに関連しますので詳しくはその項で。
…もっと突っ込んで言えば、個人で撮影した動画をネット上で一般に公開する、なんてこと自体、YouTubeが普及する以前は全く想定できなかったことでした。
本ブログでは、比較的動画を掲載することで、そこはかとなく差別化を図っているつもりでおります(この意図が成功しているか否かは別として)。
ストリーミングによって、旅の記録を「発信」できる土壌が整いつつある展望も、旅人の助けになると考えられます。
観光案内のメディアが電子化され、街中をストリートビューによって閲覧でき、そして気になるポイントでは動画が再生される…。
そんな未来予想図なども、次のエントリーで。
まだ解像度は高くないとはいえ(2009年春現在、640x480解像度の動画を毎秒30コマで撮影、というのが、多くの機種に搭載されている標準スペックのようです)、旅の記録として、名跡における立体的な位置関係の把握を容易にし、スケール感を回想するには、動画は静止画に比べて一日の長があるといえます。
一人旅では難しいですが、旅仲間がいれば、名跡を目にした際の互いの歓声や表情を記録したり、旅先で口にしたコメントを保存できるメリットも、見逃せないポイントです。
今後、技術革新によって解像度がより精細になれば、静止画に代わって「旅の記録」の主流が動画になる、という将来性すら窺わせます(実際、静止画で保存可能な解像度は一般的なモニターで表示できるそれを上回っており、プリントアウトせずにPC上で撮影されたデータを楽しむというユーザーにとっては、技術的な飽和が起こっています)。
今でも、ハンディカム等で動画を記録したい衝動に駆られることがあります。
…記録デバイスは、その場ですばやく取り出せる手軽なものが良い、という実践心理が働いて、私はまだその域には達していないのですが。
さて、本編ではすでにこの音声記録を活かしたデジカメ活用法を紹介しました。それは、ガイドの説明をバックにその対象を撮影するというテクニックです。
[ガイドのコメントごと撮影、というのは、今回身につけたノウハウ]
これを応用すると、こんなことも可能です。
少人数を対象にしたガイド案内が難しい場所では、こんなアイテムを借りられる場合があります。

[観光スポットで借りられるオーディオガイドを使って…]
このテクニックは、ちょっとやりすぎ感があるのですが、ガイドをデジカメのマイク部分に接近させて再生しながら撮ると、こんな動画を記録できます。
…アルハンブラ宮殿のとある場所にて。
[まあ母国語でないと、ちょっと理解が大変ですが]
それを大英博物館の最も有名な展示物の一つ、ロゼッタストーンの前で行うと、こんな感じに。
[母国語だとやはり理解が進みます]
…うーん、やはりこれは
ブログで公開するにはやりすぎ
感が満開なので、今後はオーディオガイド付き動画の公開は自粛していきますが、このテクニックは、個人で鑑賞する限りにおいては大いに有効だと思います。
…実際は、撮影の間、記録に意識を取られ本物を鑑賞する集中力が削がれる、というデメリットもありますので運用はほどほどに。
これは、次のエントリーで触れる「なぜ旅を記録するのか?」という本質的な問いに関連しますので詳しくはその項で。
…もっと突っ込んで言えば、個人で撮影した動画をネット上で一般に公開する、なんてこと自体、YouTubeが普及する以前は全く想定できなかったことでした。
本ブログでは、比較的動画を掲載することで、そこはかとなく差別化を図っているつもりでおります(この意図が成功しているか否かは別として)。
ストリーミングによって、旅の記録を「発信」できる土壌が整いつつある展望も、旅人の助けになると考えられます。
観光案内のメディアが電子化され、街中をストリートビューによって閲覧でき、そして気になるポイントでは動画が再生される…。
そんな未来予想図なども、次のエントリーで。
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[番外編] 旅先におけるデジカメ活用法(3)
- 2009-05-10 (Sun)
- その後
「旅先におけるデジカメ活用法(1)」で触れたように、デジタルカメラでは撮影可能枚数が飛躍的に向上したことで、旅人にとって「カメラ」の使用範囲・用途が大きく広がりました。
私と旅をした人の多くに、「そんなものまで写真に撮ってるの?」と驚かれる、あくまでそんな我流のノウハウですが、デジカメのメリットを生かした活用法をお話していきたいと思います。
通常、カメラで撮影するものは、美しい景色であったり人物であったりすると思うのですが、デジタルカメラのファイルは旅の記録だと発想を拡張して、私はこんなものも撮っています。
[空港でのフライトインフォメーション]
自分のフライトや列車に起こった遅延情報は、空港や駅の掲示板を撮影して記録します。
機内で観た映画のタイトルは案外忘れてしまうものだ、という事実(あるいはどのフライトで鑑賞したかという記憶)に気がついてから、こうした情報もデジカメに残すようになりました。
[ロンドン−香港間のBA機内で観た『スピードレーサー』]
この際、個人モニターに表示される映画紹介画面や機内誌の該当箇所を撮影することが多いです。
機内食はもちろん、街中の食事についても、食べた現物の皿はもちろん、その店のメニューも旅の記録に残します。
これで、その店にあった他メニューも価格も記録に残せるのです。

[クスコのレストランのメニュー]
私の場合、旅の予算は日々エクセルシートで管理して、領収書等はそれに控えてから捨ててしまいますが(クレジットカードの利用控えは持っておきます)、これを応用してレシートそのものをデジカメで記録しておくという利用法が考えられます。
それに近いことは実践していて、例えば各フライトの搭乗券は、半券が切り取られる前に記念に保存するようにしています。
[ニューヨーク−サンチアゴ。人生初のラン航空の搭乗券]
旅を重ねるにつれて、記念になるものであるからこそ捨てづらく、手元に残ってしまいがちなアイテムが溜まってくる傾向にあります。
それが、名跡に立ち入る際に受け取る入場券です。
まだ海外旅行慣れしていなかった頃は、律儀にこれらを持って帰国していましたが、それも数が多くなるにつれ、管理が杜撰になるようになりました。
ここで一種の割り切りをもって、先のレシート、航空券と並んで、入場券の保存も電子ファイルでOKという発想の転換をするようになりました。
すなわち、これらをもらった時点でデジカメに納めてしまい、電子化して保存し、記念となる情報はできるだけデジカメ内に一元化するようになったのです。
[ヴェネツィア・ドゥカーレ宮殿の"シークレットツアー"]

[一般参加者と区別するためのワッペンも、デジカメ保存]
デジタルカメラを携えるようになった旅人は、以前と違った威力を持つこの「味方」を使いこなすリテラシーが求められるように思います。
この意識付け次第で、旅をより快適に送れ、そしてその記念をよりスマートに記録できるようになるのです。
意識するべきは、「何を撮るべきか?」を問い、それを継続させること。
このスキルは旅を重ねるごとに上達を実感する分野です。
…本ブログでは、もう少し、デジカメネタを続けます。
フィルムカメラとデジタルカメラで大きく異なる機能の一つは、デジカメでは動画の記録が可能となったという点です。
もしかしたら、数年後には静止画の保存自体が過去の発想、という意識で見られるようになっているかもしれないこの革命が、旅人に及ぼす影響を、次のエントリーにて。
私と旅をした人の多くに、「そんなものまで写真に撮ってるの?」と驚かれる、あくまでそんな我流のノウハウですが、デジカメのメリットを生かした活用法をお話していきたいと思います。
通常、カメラで撮影するものは、美しい景色であったり人物であったりすると思うのですが、デジタルカメラのファイルは旅の記録だと発想を拡張して、私はこんなものも撮っています。

[空港でのフライトインフォメーション]
自分のフライトや列車に起こった遅延情報は、空港や駅の掲示板を撮影して記録します。
機内で観た映画のタイトルは案外忘れてしまうものだ、という事実(あるいはどのフライトで鑑賞したかという記憶)に気がついてから、こうした情報もデジカメに残すようになりました。

[ロンドン−香港間のBA機内で観た『スピードレーサー』]
この際、個人モニターに表示される映画紹介画面や機内誌の該当箇所を撮影することが多いです。
機内食はもちろん、街中の食事についても、食べた現物の皿はもちろん、その店のメニューも旅の記録に残します。
これで、その店にあった他メニューも価格も記録に残せるのです。

[クスコのレストランのメニュー]
私の場合、旅の予算は日々エクセルシートで管理して、領収書等はそれに控えてから捨ててしまいますが(クレジットカードの利用控えは持っておきます)、これを応用してレシートそのものをデジカメで記録しておくという利用法が考えられます。
それに近いことは実践していて、例えば各フライトの搭乗券は、半券が切り取られる前に記念に保存するようにしています。

[ニューヨーク−サンチアゴ。人生初のラン航空の搭乗券]
旅を重ねるにつれて、記念になるものであるからこそ捨てづらく、手元に残ってしまいがちなアイテムが溜まってくる傾向にあります。
それが、名跡に立ち入る際に受け取る入場券です。
まだ海外旅行慣れしていなかった頃は、律儀にこれらを持って帰国していましたが、それも数が多くなるにつれ、管理が杜撰になるようになりました。
ここで一種の割り切りをもって、先のレシート、航空券と並んで、入場券の保存も電子ファイルでOKという発想の転換をするようになりました。
すなわち、これらをもらった時点でデジカメに納めてしまい、電子化して保存し、記念となる情報はできるだけデジカメ内に一元化するようになったのです。

[ヴェネツィア・ドゥカーレ宮殿の"シークレットツアー"]

[一般参加者と区別するためのワッペンも、デジカメ保存]
デジタルカメラを携えるようになった旅人は、以前と違った威力を持つこの「味方」を使いこなすリテラシーが求められるように思います。
この意識付け次第で、旅をより快適に送れ、そしてその記念をよりスマートに記録できるようになるのです。
意識するべきは、「何を撮るべきか?」を問い、それを継続させること。
このスキルは旅を重ねるごとに上達を実感する分野です。
…本ブログでは、もう少し、デジカメネタを続けます。
フィルムカメラとデジタルカメラで大きく異なる機能の一つは、デジカメでは動画の記録が可能となったという点です。
もしかしたら、数年後には静止画の保存自体が過去の発想、という意識で見られるようになっているかもしれないこの革命が、旅人に及ぼす影響を、次のエントリーにて。
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