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June 2010

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簡単な生存報告と再開エントリーへのまくらエントリー

 いや〜本格的にサボりました
 それも力一杯
 前回のエントリーから、9ヶ月ほど放置していましたが…私・やっぴいは
 ぬくぬくと生きております。

 去年の春頃から、物流改革系のプロジェクトを2つ担当することになり、その片方が韓国の案件だったため、30%程度の日々は韓国に滞在しておりました。
 …というのが、ブログ放置の一因だったわけですが、ではブログを更新する暇が完全になかったかといえばそうでもなく…。

 こういう趣味は習慣化しないと長続きしないわけで、一旦緊張の糸が切れてしまうと、今まではちょっとした時間に書き溜めるなどの工夫をしていたものの、そんなスキマ時間の過ごし方自体が変わってしまい、強制的なタスクでないのを言い訳に何もアクションを取らなくなって…という悪循環に苛まれておりました。

 正式な内示上では今年の4月から、実質的には5月の中旬ぐらいから別の案件に携わるようになり、今回は日本をしばらく担当するということで、これからブログを更新する外部環境が整いました。
 …ということで、ぼちぼちブログ更新を試みようと思っております。リハビリ期間中につき、更新頻度については大目に見てやっていただければ、と思います。

 そういえば、世界一周期間中にバーレーンに立ち寄って、W杯アジア最終予選を争う日本代表を応援していたんですよねー。
 それが、もう来週本戦の開幕です。光陰矢のごとし。
 でも闘莉王のオウンゴール癖は相変わらず(バーレーン戦では冷や汗かきました…)。
 はてさて、どうなることやら…。

 閑話休題。
 途中インドの皆既日食などの特別編エントリーを挟んで読みづらくなっていますが、前回までにグラナダを旅立ち、マドリードに戻る直前までお話しました。
 この後、世界一周旅程上最も不機嫌になる出来事がありまして、でもって、それを書くのもあまり気乗りしなかったこともあって、更新がズルズル遅れていたというのもあって…と、また言い訳になるので話を戻すと…。

 この出来事は宿泊にまつわる話なのですが、その前の「マクラ」をお話しておきたいと思います。
 本ブログへのコメントの中で、どうやって宿泊先を決めているのか、との質問を頂戴していましたが、その回答を込めて、そしてその失敗例を書き残すことで、将来の私、そして本ブログをご覧になる方々も、同じ轍を踏まないようにしていただければ…と。

 以前このブログでも紹介した野口悠紀雄著 『「超」旅行法』では、一章をかけて「旅の印象はホテルで決まる」と力説しています。
 若い頃、ひいては旅慣れていなかった頃は、宿では安心して寝られて、シャワーさえ浴びれればよい(あわよくば湯船所望)程度にしか考えていませんでしたが、その発想は最近随分と変わってきました。

 そのターニングポイントの一つとなったのが、オーストリア、ハルシュタットでの滞在です。
 この町は世界遺産にも選ばれている美しい湖畔の町です。名前に聞き覚えがなくても、よく旅行ガイドやパンフレットに使われているこの景色はご覧になった方も多いのではないでしょうか?

[素人が適当にシャッターを押しても絵葉書のような一葉が]

 鏡のような湖の美しい青、その湖に寄り添うように切り立つ山々の緑が織りなす風景が印象的です。加えて、古くは紀元前から使用されていたという塩抗では、観光客に意外なエンターテイメントが提供されたりと、予想を上回る満足度の高い場所となったのですが、それ以上にこの町の滞在を良い思い出としてくれたのが、こちら。

[部屋数わずか5室の小さなペンション]

 ペンション・ハルベルク という小さな宿です。
 この宿はご夫婦で経営されていて、1階部分はアンティークを扱うお店となっています。それだけあって、部屋の内装は温かみのある家具や品々で統一されていました。

[日差しが柔らかく感じます]


[山側を眺める窓はこんな感じ]

 …そして窓からの湖の眺めは…

[窓を全開にしたとき、何故か笑いがこみ上げてきました]

 と、宿として抜群の「箱」を有しているのはこれらの写真で十分にご理解いただけるかと。

[廊下にセルフリフレッシュコーナーも完備]


[バイキング形式ではないものの、素朴な朝食も癒されます]

 …とはいえ、これだけでは私の印象に強く残るような宿にはなりません。
 この宿が私にとって特別ならしめているのは、前述した経営するご夫婦の人柄だったのです。

[鼻歌混じりに朝食準備中の後ろ姿を]

 この宿の予約は電子メールで行ったのですが、その時からの丁寧なやりとり(オーストリアはドイツ語圏ですが、奥さんは英語も仏語もOKです)にまず安心。
 宿に着いてからは、部屋の鍵を受け取る際に、部屋の設備についてくまなくオリエンテーションを受け、塩抗観光や夕食のオススメなど懇切なアドバイスをいただいたことで、ハルシュタットの滞在全般が快適なものとなったのでした。

 実際のところ、宿のリピート率を左右する大きな要因は、宿のスタッフのホスピタリティによると思います。
 例え多少部屋が狭くても、シャワーが水しか出なくても、朝食の品数が淡白でも、それ自体が宿の印象を大きく損なうことはあまりありません。そうした設備の充実度は、一般的に費用対効果に反映されていて、ある程度の心の準備ができているからだ、とも言えますが。

 しかし、スタッフのホスピタリティは、単純に一泊あたりの価格だけでは判断できません。
 私が海外で宿を予約する際、ハズレを引かないための方法論が最近確立されつつありますが、それについて触れながら、私がマドリードで犯したミスについてもお話していきたいと思います。
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