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世界一周航空券と聞くと、皆さんはどんな航空券をイメージするでしょうか。
これ1枚持っていれば世界中のどこへでも飛行機に乗れる夢のような航空券をイメージするかもしれません。
でも、世界一周航空券は1枚ではないのです。航空券が何区間・何枚も集まった束になったもの一式を世界一周航空券と呼びます。
航空券の束といっても、回数券のようなものではありません。出発地から世界を巡ってまた出発地に戻るまでの連続した区間数分の航空券(ルート)です。
例えば、
1枚目: 東京-北京
2枚目: 北京-バンコク
3枚目: バンコク-ローマ
4枚目: ローマ-フランクフルト
5枚目: フランクフルト-ニューヨーク
6枚目: ニューヨーク-サンフランシスコ
7枚目: サンフランシスコ-東京
この7枚の区間数の集まりが世界一周航空券です。
出発地から世界を一周して出発地に戻るまでの連続した航空券の区間数(1セット)の集まりが世界一周航空券なのです。
(余談)eチケット制度により、従来の航空券の束は廃止となり、日程表のようなA4の紙になりました。
航空券が何枚も束になった区間数一式を世界一周航空券と呼びます。
※出発から帰国まで1セットが世界一周航空券になりますので、各路線のチケットを切り離しては別々に使うことはできません。必ず1セットを出して搭乗手続きをします。 また、途中の区間を勝手に放棄することも出来ません。その場合にはルート変更の手続きが必要になります。